とりあえずメインキャラから。サブキャラはおいおい追加します。
その過程で、50音順インデックスに移行します。

すわ・みつお【須羽満夫】

いうまでもなく主人公。漢字の名前の読みをちょっと変えるとその由来がわかる。新原作やアニメでは「ミツ夫」の表記が定着しているので、このカラクリは意外に知られていない。小学5年生という設定は一貫しているが、住所は原作が東京都三鷹市、新原作が“練牛”、新作アニメでは“朝日ヶ丘”である。特徴的な髪型は、それゆえに数多ある他の藤本作品においても登場例はわずかに1回(『四畳半SL紀行』)しかない珍しいもの。日頃はダメだがいざという時には強いという、なかなかにカッコのいい性格をみせることから、藤本男の子キャラでも人気が高い。アニメは新旧とも三輪勝恵さんが演じた。《その他の特徴》原作=最後にスーパー星への留学に旅立つ。そして一度は戻ってくるが、その後相当の期間、帰ってこない。旧作アニメ=ちょっと孤独なパー子の心を開いてあげる。新原作=なぜか星野スミレオタクに。新作アニメ=滔々とありもしないパーマン神話を語ったり、妙にドラマチックな夢をみたりと、妄想シーンが多々目撃された。

ぱーまん・にごう【パーマン2号】

愛称はブービー。チンパンジーだが、知能は人間なみ。満夫同様に住んでいる場所は作品によって変わり、原作では上野動物園で母親と同居、新原作では誰かの家、新作アニメも誰かの家だが、老夫婦に我が子のように可愛がられている。猿(厳密にはチンパンジーは猿ではない)だし、絵的にも安孫子先生的なキャラクターだと思うという文章を書いたら、藤本先生の発案で安孫子先生は画のみであったことをご本人から指摘されてしまった。探し者の名人という設定があるほか、新原作では、住んでいる街のペットなど動物たちの世話役みたいな存在になっている。アニメでは新旧とも大竹宏さんがサル声を奮演。《その他の特徴》原作=とぼけたキャラクターが持ち味。旧作アニメ=(鑑賞例が少ないので不明)。新原作=ティーショットを撃つシーンは、まんま『プロゴルファー猿』! 新作アニメ=メスザルに恋をした挙句、アラスカまで追いかける。

ぱーこ【パー子】

パーマン3号。本名・星野スミレ。満夫と同い年。「サンデー」連載終了後に刊行された最初の単行本である虫コミックスの3巻カバー裏によれば、これは実は芸名で、本名は「鈴木伸子」ということになっている。しかし実際に作品での登場例はなく、カバー裏用に適当に考えた設定である可能性が高い。もちろん、この「本名」は、鈴木伸一先生からきている。原作では全く正体を明かされず、漫画としては先のカバー裏で初めて描かれる。単行本刊行に先んじた旧作アニメが、恐らくパー子=スミレを表現した最初の例となるはずだ。伸びやかに過ぎるほどのおてんばと、華やかなスターの世界の狭間に、孤独で寂しい素顔をもっているイメージは、原作よりも、それ以降の作品で形成されたといえる。旧作アニメの声は栗葉子さん、新作アニメは増山江威子さんで、役づくりや声づくりは新旧とも近い。《その他の特徴》原作=満夫への恋心はほとんど見られない。旧作アニメ=最終回で満夫に正体を明かす。新原作=お洒落して日傘さして香水つけて登場。新作アニメ=ミチ子にヤキモチを焼きまくる。

ぱーやん【パーやん】
パーマン4号。本名・大山法善。新作アニメは「パーヤン」と表記。パーマン中では最年長の小学6年生、浪速っ子でお寺・金福寺の一人息子。商魂たくましいのか勤勉なのか、パーマンの力を利用してバイトに励む。知恵もよく利くところから、指令塔のような働きをみせることもままあり、頼りがいのある存在。これで金に細かくなければ、1号の立場は完全になくなっているかもしれない。レギュラーキャラとしてはっきりした役だったため、藤本先生も「使いやすかった」と見返しで語っている。旧作アニメでは加茂嘉久さん、新作アニメでは肝付兼太さんが演じた。やはりテイストは似ているが、旧作はもう少し声が太く、新作は疑似大阪弁(爆)が特徴。《その他の特徴》原作=頭が良くてクールで金に汚いというキャラ通りの働き。旧作アニメ=(鑑賞例が少ないので不明)。新原作=ついに「パーやん運送」を設立、雑居ビルらしき一室に事務所まで賃借するなど、もはやバイトという規模ではない。新作アニメ=子供が「パーマンごっこ」で遊んでいるのをみて、自分が一番人気のないパーマンだと知って落ち込む。そして実はミチ子に気がある。

ぱーぼう【パー坊】
パーマン5号。本名・山田浩一。赤ちゃんなので“こーちゃん”と呼ばれている。パーマン1号の正体を見たことをきっかけに、パーマンの仲間入りしたが、登場するのは原作と旧作アニメにとどまり、原作でも登場する話は多くはない。偶然か、はたまた天然か、赤ちゃんパーマンの活躍は、僥倖のようなそうでないようなみんなとは異なるリズムが最大の特徴。それも一つの面白さとしてレギュラー入りとなったようだが、果たしててんとう虫コミックスでは、藤本先生自ら登場作品を完全にオミットしてしまった。いまや知られざる存在となっている。旧作アニメでは、怪物くんも演じた白石冬美さんが声をあてた。《その他の特徴》原作=銃撃戦の中をハイハイして進んでいくような子です。旧作アニメ=(鑑賞例が少ないので不明)。新原作=登場せず。新作アニメ=登場せず。

すーぱーまん【スーパーマン】
バードマンの最初の呼び方。彼がスーパーマンで、満夫たちがパーマンなのは、能力的にはスーパーマンに劣るから、ということなのだ。彼がやってきた星の名も、本来はスーパー星である。スーパーマンが商標上使用できないため、超人転じて鳥人だからバードマン。だが、これも使えなくなっているので、現在唯一の単行本となっているコロコロ文庫の重版では「超人」という表記に変えられた。→バードマン。

ばーどまん【バードマン】
パーマンたちのボス。背高でアゴの長〜い人物、ということ以外は正体不明。適当にパーマンを任命したことになっているが、それなりに選んだフシもある。パーマン失格な事態が起きても寛容に構え、見えないところでパーマンたちを見守っている。パーマンに似た装具に加えて、戦隊ヒーロー風のコスチュームを着るから、ちょっとカッコ悪い。原作、旧作アニメでは胸にパーマンマーク(バッジと同意匠)が描かれているが、バードマンということで新原作と新作アニメは「B」に代えられた。正体がバレたら脳味噌パーにしてしまう脳細胞破壊銃を携えているが、これはこれで問題があるので、現在は動物に変身させられてしまう細胞変換銃に代えられた。旧作アニメのスーパーマンの声は島田彰さん、新作アニメは安原義人が演じる。これもテイストは共通している。《その他の特徴》原作=パーマンの失態は、選んだ方に責任があるとパーやんに突っ込まれる。旧作アニメ=(鑑賞例が少ないので不明)。新原作=パー子の正体がバレても動物にしない。新作アニメ=おやじギャクを連発したり、新しく買った円盤を自慢しにきたり、まるでお調子者の上司!

ちょうじん【超人】

バードマンのコロコロ文庫における現在の表記。→バードマン。